最小の投資で新しい収益事業の構築へ
3ヶ月で新サービスをWeb事業化し、
衰退するマーケットの中で新たなポジションを獲得!
マーケットの衰退が続き売上の減少が続いていた。
サービスをWebサイトで提供できないか?
しかし、どのように形にすれば良いのかわからない。
高度経済成長時代に乗じて大きく売上を伸ばし、事業規模の拡大とその成功を手にしていたクライアント様。
昨今の景気低迷の中で次の一手を打ちたい中で具体的な方針が定まらず、年を追うごとに売上が減少し歯止めが掛けられなかった。
様々な新規顧客の獲得や新規事業の開発を目論んで見たものの、アイデアが形にならず行き詰っていた。
そこで、クライアント内部で考えた案の一つがインターネットの活用。
しかし、社内にはWebの知識や業界の経験を持つ者もおらず、新たな案も具体的にまとめる事ができずにいた。
課題は短期間でWeb上におけるサービス提供の事業化、新たな売上源泉の獲得でした。
とにかく何かで集客して売上を作りたい。そんな漠然とした所からのスタート。
分析をすると多くのリソースとノウハウの保有が判明。
新規Webサービス事業の構築という形でご相談させて頂きました。
まず、最初に実施したのは事業環境の分析です。
市場・業界の分析、事業内部のリソースの確認をそれぞれ実施しました。
事業内部のリソースの確認の結果、社内には多くの遊休リソースとノウハウを保有している事が判明しました。市場分析データと情報をもとに、内部リソースとノウハウを活かした複数のWeb事業のアイデア案を提示しました。
内部の都合とご要望をかえりみた上でアイデア案を取捨選別して頂きまして、簡単な事業プランを作成した上でその事業プランに対して、詳細まで深掘りした調査・分析のフェーズへ移行しました。
- 市場規模
- 類似事業者・競合サービスとその規模
- ユーザーの顕在ニーズのキーワードをリストアップ
- 平均客単価
- 1顧客当たりの獲得コスト
調査・分析の結果としては競合となる先行者はいるものの、市場キーワードを300以上リストアップし有望な市場の選定と事業として成立するキーワードを選定し、クライアントの保有リソース・ノウハウと策定した事業スキームからによる差別優位点の構築が可能という判断となりました。
それらの認識を前提にその差別優位点を反映させたWebサイトの設計・制作へ移行。
この時点で大方の売上イメージの目処がたちました。
新規Web事業は詳細なリサーチ・分析と戦略的なWebサイトの設計が功を奏し、
スムーズなスタートから確実に売上と利益を生みだす事業部へと成長
集客戦略を策定し、それに沿った形でのWebサイトの設計・構築を実施しました。
検索エンジンを利用したマーケティングを基軸として事業をスタートし、初月から売上の計画値を上回り順調に推移しました。
現在では事業のさらなる売上を追い求め、拡大フェーズとして引き続き戦略の策定と実行を継続しています。
■クライアント様が得た成果
- Web新規事業による事業全体の売上が1.5倍に(グラフ:1期目⇒1,500万円 2期目2,500万 ⇒3期目 5,000万)
- リスティング広告のみの売上で初月に150万円の売上
- メインのキーワード市場で検索結果表示が 1位に
- 社内の人材が活性化
- WEB事業で得た学びを全社に反映、 社全体の戦略も明確化
- 新規事業の立ち上げ方法とマーケティングの基礎を社内で蓄積(類似事業を検討中)
■事業拡大フェーズでの実施項目
- 広告戦略のブラッシュアップによる コストの削減、効率化
- 詳細な予算管理の実施
- 新規獲得ユーザの固定客化:リピート促進/販促企画の実施
- ブランディング促進とメディア対策の実施
- BtoBの強化
成功の要因を振り返る
新規Webサービス事業の構築のご相談をきっかけにご依頼を頂いた際は漠然とし過ぎていて何から手を付けるのか皆目も付かない状況でした。
どんなサービスをWeb上で展開するのかの選定が最も重要でした。
綿密な調査・分析がWebサイトの設計とその成果を大きく左右する典型的な事例でもありました。
SEO対策とWebサイト全体の最適化により広告費の上昇を抑えながら売上のUpが実現できました。
また事業の立ち上げの際のイニシャルコストを最小化として、スタート初期に細かいテストマーケティングを繰り返し実施し、その結果に応じて本格的な予算投下を実施したのも成功の要因でした。
現在は事業のさらなる成長を日々追いかけています。